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自分のやりたい事が分からなくなったとき。

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自分のやりたい事がわからなくなったとき

私もそうですが、長いこと会社に勤めていると
今の「仕事」に対して漠然とした疑問とか不安とかが生まれてくることありませんか?

「もっと楽しく働きたいのに」
「一生この仕事をして生きていくのかな」
「こんなことしたかったんだっけな」
みたいなこと。

でも、いざ転職だの何だのって考えると
特に得意なものもないし、やりたいことも思い浮かばないし・・・と沈んでしまう。
そんな時は、自分が生きてきた道のりを振り返ってみると
意外とヒントが見つかるかもしれません。
皆さんもひとつひとつ、一緒に振り返ってみませんか?



子供の頃好きだったことは?

私が覚えているのは、リカちゃん人形で遊ぶこと、絵を描くこと、ぬり絵をすること。
ぬり絵なんか、最初は全部ピンクで塗ってたけど、母親に「こうやって塗るんだよ」って
全部やりなおされた時は衝撃すぎて今でも覚えてるな。笑

他にも、折り紙やあやとり、
少し大きくなると、ビーズやリリヤンにも夢中になった。
あとはミサンガ作りとか、手芸全般ですね。
(30代後半の女子は分かってくれるはず!)

とにかく、昔からインドアで、ちまちま何かを作るコトが好きでしたね。

子供の頃の将来の夢は?

幼稚園の時なんかは、お菓子屋さんとか花屋さんとか言ってたかな?
はっきり覚えてるのは、
中学生のころ、将来の夢を書く課題があって、そこに「デザイナー」と書いたこと。
デザイナーにどんな種類があってとか具体的なことは何も知らないのに
漠然と「デザイナーになりたい」と思っていたことは、自分でも不思議です。

学校で何を専攻していた?

中学・高校は普通科でしたが、
高校では写真部に入部し、割と真面目にやってました。暗室で写真を現像するガッツリタイプの写真部です。
顧問の先生が写真小僧だったので、それがまた面白かったな。

大学は家から通えるところにデザイン系の学科がある大学がちょうどできたので、そこに通っていました。
建築とか空間系全般のデザインを広く浅くって感じでしたが、楽しかったです。
しかし、ダンスサークルにハマりすぎて、学業とは半々って感じでしたかね。

その話、誰かに聞いてもらおう!

会社に勤めていた頃、私が通っていた大学の方にインタビューを受けたことがあります。
(確か、大学の就職室の方だと思いますが)
その人に聞かれるがまま、今してきたような事を思い出しながら話すわけです。
そして、会社でしている仕事についても聞かれました。
勤めていた会社は、デザイン事務所ではなく、製造系の中小企業でしたが
私は主に、製品カタログやホームページ作成・展示会出展・商品開発系なことしていました。

そこまで話したとき、その大学の方から
「ということは、夢を叶えてるってことですね」と言われたのです。
何年も前の事ですが、「はっ」としたのを覚えています。
キラキラした感じではありませんが、確かに、色々なものを「デザイン」していました。

子供の頃、漠然と「デザイナーになりたい」と思っていただけでしたが、
こういう形でのデザイナーもあるんだな、と初めて気付いたのです。
もう名前も顔も忘れてしまいましたが、その方にはとても感謝しています。

色々振り返っても、自分でやりたい事を見つけられないときは
誰かに話を聞いてもらうと、意外な発見があるはずです。

まとめ

子供の頃に感じた将来に対する希望のようなものは、その時は分からなくても、今はもう頭では忘れてしまっても、ずっと自分の中に残っているのだと思うのです。
人生では、いろいろな中から自分で選択しないといけない場面がたくさんありますが
無意識に自分の好きなものを選んで歩いてきたんだなぁ、と改めて感じます。

先の事を考えすぎて疲れたら、思い出を振り返ってひと休み。
やりたい事が何もみつからなくてお悩みの方のお役に少しでもたてたら幸いです。